インフラエンジニアとして様々な企業様のインフラ構築業務に携わっています。NWやサーバ、最近では仮想化やクラウドを扱うことも多く、幅広い知識が求められる上、お客様の要望を正確に汲み取り、提案に向けた話ができるコミュニケーション能力も必要となる仕事です。また、構築するだけで終わりではなく、その後の保守業務にも従事しており、装置のログを確認して障害箇所を特定することや故障箇所の交換のためにお客様のデータセンターに入って作業することも多くあります。

今まで扱ったことのない技術に触れている瞬間が一番面白さを感じます。同じ目的を達成するシステムにしても複数のアプローチ方法があり、正解が一つではないのも構築業務の醍醐味だと感じます。常に新しい技術が生み出され続ける業界のため、ついていく大変さはありますが、私自身が変化を好む性格なので合っているのだと思います。インフラは作って終わりではなく、いかに長く、維持しやすいかが課題となることもあり、一からその仕組み作りに携わる責任を常に感じながら仕事に取り組んでいます。また、ITのプロとしての責任感を持って対応し、お客様から感謝をもらえた際には大きなやりがいを感じることができます。

大手通信キャリア様のバックボーンネットワークに使用されている大型ルータの検証業務です。私は途中からのプロジェクト参画でしたが、その時点で大幅に検証スケジュールが遅れており早急な業務改善が必要な状況でした。検証用のツールを作成し、徹底して作業品質の向上と効率化を図りました。その結果、無事にスケジュール通りに検証を終えることができた時は大きな達成感を得ることができました。大手通信キャリアなだけあって使用していた技術も最先端のものであり、理解するのにも非常に苦労しましたが、大きな成長を感じることができたプロジェクトでした。

プライベートが充実していなければよい仕事ができないと思いますので、仕事とプライベートのメリハリは大事にしています。特にコロナ渦以降、リモートワーク環境が整った半面いつでも仕事ができてしまうので、自宅ではやりすぎない様に気を付けています。現場ではチームリーダーとしての立場にありますが、優秀なチームメンバーが沢山いるので、躊躇することなく休みを取ることができています。