学生時代に情報を専攻しており、ゆくゆくはソフトウェア開発に携わりたいと考えていました。SECHを選んだ理由は、1Gの時代から通信事業を担っており、自分が志望するソフトウェア開発を行っている点にありました。また、取引先の会社からも長年にわたり高い評価を受けており、技術力の高い会社という印象を持てたことも大きかったです。

先日まで、No7網とIP網をつなぐ中継器のソフトウェアの追加開発に携わっていました。配属のタイミングが追加開発の初期段階だったため、基本設計から結合試験工程まで関わることができました。特に詳細設計の段階では2つあった内の1つの機能を担い、既存の関数に手を加えたり、追加分で必要となった新規関数を作成したりと既存の物を理解しながら設計にも携わりました。プロジェクトが終了した現在は、基地局のソフトウェア開発プロジェクトに異動・着手しています。

開発プロジェクトでは、既存のプログラムを参考に今回作成するプログラムへとアレンジして実装することが多くあります。既存プログラムに手を加えるということは、その仕様や処理手順、ソースについての理解がとても大事になってきます。理解を深めていき中でバラバラだった知識が繋がった時、こんなふうに動作していたのかと腑に落ちた時は、達成感も大きく、面白さを感じています。

担当プロジェクトの知識に精通したスペシャリストになり、周りから頼ってもらえるような存在になっていきたいと考えています。そのために、まずは一人前のエンジニアになることが現状の目標です。今はまだ周りメンバーの方に支えられてようやく形を成している状況ですので、まずは与えられた仕事を丁寧にきちんとこなしていくことを重ねて成長をしていきたいと思います。